海外事業
日本で培った検査薬のノウハウを生かし、臨床診断薬事業については、抗体OEMビジネスを行い、
また、産業検査薬では、各国のニーズを把握し、
当社主力製品であるコンパクトドライをグローバルに展開しています。
販売戦略の連携を密にする為に各国・地域における新規販売代理店を獲得に向けたグローバル展開を推進しています。
コンパクトドライ ニッスイEC
コンパクトドライ ニッスイTC
信頼性については米国のAOACおよびEUのMicroVal,NordValから認証を受けています。また、国内においては食品衛生検査指針にも収載されています。
食品衛生の国際基準(国際認証)
コンパクトドライにおける国際認証マップ
グローバルサプライチェーンへの展開を行うことで、各食品製造企業の安心・安全をサポートいたします。
グローバルサプライチェーンの取り組み
当社主力製品であるコンパクトドライは、高品質かつ室温保存が可能という製品の特性から、海外においても広く使用されております。
ユニセフ支援国における水質安全計画と水質モニタリングについて各国政府に技術サポートを提供。
ユニセフ公式サイト リアルタイム大腸菌検出について
https://www.unicef.org/innovation/innovation_92771.html
当社主力製品であるコンパクトドライは、高品質かつ室温保存が可能という製品の特性から、海外においても広く使用されております。
ガーナ調査機関 2014年公表 ガーナ生活水準調査 ラウンド6「メインレポート」(→P97)
http://www.statsghana.gov.gh/docfiles/glss6/GLSS6_Main%20Report.pdf
バングラデシュでは、100mLの飲料水のサンプル中に大腸菌を検出しないという基準を定めており、CompactDry EC を使用した検査について記載しております。
ユニセフ / MICS 公式サイト
バングラデシュ 2012-2013 MICS ファイナルレポート(→P104)
http://mics.unicef.org/news_entries/15
@BactLAB™は、海外のCompactDry™ 利用者に向けたサービスになります。AWS(Amazon Web Service)クラウドとAI(人工知能技術)を利用して迅速・簡単にコロニーのカウントができるアプリケーションです。CompactDry™ で培養された細菌数(コロニー)をスマートフォンのアプリで簡単にカウントできます。
@BactLAB™ 公式サイト
https://www.nissui-pharm.co.jp/english/products/global/bactlab/
ユーザーは、アプリもしくはサービスサイトにて会員登録をして頂いた後、スマートフォンもしくはPCでCompactDry™ で培養されたコロニーを撮影して画像をアップロードすれば数秒で菌数カウントを確認することができます。
ご利用に際して、初期登録時にご確認が必須となりますので、ご一読ください
ご利用規約(369KB)
ユーザーマニュアル(8.9MB)
クラウドプラットホームAWSの採用に際しては、サービスの安定稼働や高度なセキュリティー要件を満たしている点に加え、今後、海外からのユーザーニーズに対して、柔軟な拡張性・可用性を持ち合わせている事を重視し採用いたしました。
詳細はこちらからご確認ください。
https://aws.amazon.com/security/
本サービスで使用しているクラウド画像認識技術は、日水製薬株式会社と株式会社日立ソリューションズが共同で開発した画像認識システム用のAI(人工知能)技術を使用しております(共同特許出願中)。
コロニーカウント画像処理手法は、従来手法である「画像処理」と、新しい技術である「機械学習(Deep Learning)」を併用したカウント技術を利用しています。複数グループとなるサンプルを学習しそれを区分させる識別アルゴリズム(SVM)、人間の脳の神経回路網を多層に接続し学習・判断を行う技術(CNN)など数々のテクノロジーの組み合わせより独自開発したAIで、その技術を利用することでコロニー候補を学習、識別しております。
再生医療等製品やバイオ医薬品の品質には高い安全性が求められており、マイコプラズマの検出は重要な試験項目の1つとして考えられております。今後、マイコプラズマ検査の世界市場は当社が販売しているマイコプラズマの否定試験キット:Myco Finderを日本だけではなく、ヨーロッパやアメリカで抗体医療や再生医療の研究・製品開発を行っている大手医薬品メーカー等に対して供給し、海外での再生医療市場に進出してまいります。
市場規模
出典:株式会社富士経済「ティッシュエンジニアリング関連市場の最新動向と将来性2018」